アタリしか引かない。

※全てフィクションです。エロと精神とらぶ。

おじさんキモい症候群(人ごとじゃない)

https://www.topics.or.jp/articles/-/377083

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bc62909024b6a7fa8a76ff5d873a34ced584f95

キモいって言われたくない(>_<)という気持ちがこの加害者男性には元々あったんだろうな(この加害者だけじゃなく割と多くの人が自覚有る無しに関わらず持っていると思われるよ)、かつ、自分キモいかもしれないと薄々感じてたんだよな、そして日々色々なことを我慢して過ごしていたんだろうね、それは辛いことだと思う。悲壮。そしてそうやって感じている人は実際大勢いるはず。

それならキモくなくなるために言動を改めたらいい話なんだけど、それは現実的にもう無理、今更引き返せない、やり直せないレベルまできてしまってその部分では詰んでるから自分を直視することに耐えられない。大体の人は改めるチャンスに気づけなかったり、それに気づいても自分の方を守ってしまっていい方向への切符をふいにしてしまうことは大いにありうる。

多くの人がキモい自分を認められない、キモい(かもしれない)自己像から目を逸らしたいんだと思う。自分がキモいとか、本来なら命に関わるほどクリティカルなことだもん。だからキモいという言葉を被害者が使ったことを盾(言い訳)にして被害者を叩くことによって自身を正当化している人も大勢いると思う。「キモいといった女子高生」に注目することが自分のキモさを見ないで済む唯一の手段だと思うし。ある種の悲劇だよ。でもそういう人たちはこのことを絶対に認めないと思う。というか認められないはず、きっとこの話をするだけでパニックになってバグると思う。この加害者男性が暴力に訴え出たことが何よりのパニックの証拠だよ。

人や自分のキモさを直視するということがしんどいことだし、それについてパニックを起こす気配は常にあって、そうならないように回避している状態にある人に、あんたがその女子高生のキモいって言葉に反応しているのはあんた自身がキモいからかもしれないよ、とか、あんたキモいよ、とか言ったらショック受けても仕方ないもんね。

そしてわたしもこのことについてこれだけ考えてしまうということは、男性の気持ち悪さにさらされ続けてきているからで、決して人ごとではないからなんだよ。そして自分にもある至らなさやキモさを引き受けて日々なんとかしようと必死だからなんだよ。わたしはそれから目を逸らさないし絶対に諦めないけどさ。

その人たちの中にあるキモさを今更しばけとは言わないけど、自身のキモさを放置し続けて手に負えないほど肥大したものを「どうしたらいいかわから〜ん!」「だれか助けてくれ〜」というのはあまりにも大人気ない。ご自身でどうにか死ぬ気で処理してください、まあ無理だと思うけどね、お互い気合い入れてキモさを無視せずに生きようや!!!!!

ってはなしがしたかった。

想像するに、このニュースに対してフェミニズム界隈の人が激怒していて(当然と思うでも彼女らはいつか憤死してしまうのではとも思う)、逮捕された男性と同じ性別年代の人がこわがって噛みついてるのかなって思った、確認してないから違ったらごめんね。

追記。これってサルトルアンガージュマンとかまなざしとか他有化とかそういうのに根深い関係があるっぽい気がする、というかサルトル実存主義のやばさそのものを表してる気がしてならない。嘔吐ワラみたいな。