アタリしか引かない。

※全てフィクションです。エロと精神とらぶ。

ぞく・MR.PERFECT

そういえば前にMR.PERFECTについて書いたけど、やっと彼が結婚しました、おめでたい!!!88888888888(ほんとはめでたいとか露ほども思ってないけどこういうのは言ったもん勝ちよ)祝辞が適当すぎるけどまあいいだろう。

あなたの希求するところというか、求めている完璧な社会性とやらを実現するためには手始めに結婚して男の子を産んでもらうことだよね〜〜と確信を持って伝えた甲斐があった。でもわたしは反対側の本当のことを教えなかった、それはつまりそちら側に行ったらいくらあなたが主張したところでもう本当に行きたかったところには行けないし、そこに戻れないよということ。まあ本人もわかっているだろうが。

少しすったもんだ(はよ婚姻届書けや〜的なこと)があったけど落ち着いてよかった。そして何かを察したあの人に心配かけてちょっとだけ叱られた。

特に何にもなかったと思う。よく考えたら何にもしてない。一回旅行に行ったくらいか。あの旅行は、場所の神様が味方してくれたことだけが素敵だった。あの時だけ普通の恋人同士だったのかも。生涯忘れないだろうなと思わせるようなすごいひとときがあった。完全に孤立して密室で、時間が流れていなかった(セックスのことじゃないです)。もうそれだけで満足してしまった。末長くお幸せに、でも近くに引っ越すのはやめろ。

追記。やっぱりわたしは男の子と結婚できるような玉じゃないんだと確信している。やはり結婚は一生一緒にいやすくするためには最有効の手段だけど、わたしには必要ないみたいだね。

追記。2022.11.22 結婚どころか誰かと付き合うってことが全然わかっていないなと最近とみに思う。わたしがどういう男性を愛すかというと、付き合うという範囲に収まりきらない(これは性的に奔放という意味では決してない)くらいの人だから。そしてわたし自身がなによりも、「付き合いやすい彼女としてのわたし」という人物像を全く望んでいないから。ということがわかってきた。だから今まで知り合った男の子全員、わたしのことを持て余していたのだった。そりゃあそれを望んでいない女に付き合ってなんて言えないよね……。会えば飲酒かお散歩かセックスばかりしていた若い男の子は、あんたが彼女だったらすげーいいなって思うよ、〇〇と付き合ったって聞いた時はものすごい羨ましかった、でもどうしてか彼女ってか自分のものにできない、と言っていた。わたしだって普通のお付き合いをしたかった時期もあったけれど、そもそも器じゃなかったな。