ザ・エンタメ！
クローネンバーグ監督の"じゃない方"の映画。グロスの全ての言葉と死因に吹き出した、この映画はギャグですか？監督はユングが嫌いなのか、こういう大先生にもこんな変態な時があったのだよ〜という、偉大な先生のまだ偉大じゃなかった頃のお話。ザビーナさんとユング先生の奥様がめっちゃ頑張っていた。フロイトはマジでちんこまんこ言いすぎ。ユング先生もフロイト先生もお尻叩かれてみたら色々わかったかもしれない。ザビーナさんのヒステリー症状はわたしは知っててわかるやつで、本当に言いたいことを言いたいときってああなるんだよな。
(ユナイテッド93、冒頭で息が詰まってしまって観ることができなかった、9.11以降は安心安全快適なだけの呑気な海外旅行はできなくなった、わたしはその空気感をよく覚えている、子供の頃コックピットに入れてもらった記憶、機内持ち込みの荷物を全て開けて調べられることなんかなかったのに、テロの後は子供だったわたしの荷物まで徹底的にスタッフがチェックした、もちろん無作為なボディチェックも、この映画は日常の崩壊、安全神話の瓦解がリアルに描かれすぎている、いつかちゃんと観れるのかな)
🍿モーリタニアン 黒塗りの記録
ジョディが出てくるたびに「かっっっっこいいいいいい」それだけで映画として十分、でもあまりにもあまりにも辛い。この話をこれだけ面白く撮れるってどういうことなの。スラヒ氏の精神の高潔さ、強さに驚くばかりです。
🍿ヒート
運命の人が異性とは限らないというお話。ラストシーンのドアップで急にかっこよくなるのどうした？このマズルフラッシュがすごい、13時間に匹敵する銃撃戦のシーンと銃の取り回しが見どころであり、裏特攻野郎Aチームである、おじさんたちが強盗☞爆発☞追いかけっこ☞女といちゃこらするの無限ループ突入。っぱヴァルキルマーって最高だよね！
ユリイカーーー！！！📃📃
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わけわかめ、ユングの原型的な？ナチス的な？わからん。全体的に機序が雑に感じて悲しかった。始まりがでかい石ってなんだよ💢眞人は許されてない方の少年(悪意があると本人認めた)だから、千尋と同じで冥界に行って魑魅魍魎とお友達になって帰ってくるくらいしかできない。無駄に顔がいいのが腹立つ。
🍿モアナと伝説の海
ディズニーはこれでいい。マウイという人格障害者の立ち直りの話とも取れる。個人のアイデンティティの確立を求める物語で、それはそうなんだろうけれど、自己の確立は自分だけでは無理、やはり海の意志という後ろ盾が不可欠な模様。古や偉大な自然との繋がりから人はわたしを見つけるのですよというメッセージなのではないかと勝手に読み取ることにする。家族、つまり血だけではむつかしいっすよね、意志を持ちつづけるには偉大なものからの庇護が必要なんじゃないですかね？精霊とか自然とか神様とか、というディズニーからのメッセージと受け取りました。
