アタリしか引かない。

※全てフィクションです。エロと精神とらぶ。

「ずいぶん長く待たされたから」/「もう興味はないよ」

なにか今日はいろいろなことが報われた日だった。タイトルの通りのことを言われて、その自覚がずっとあったわたしはそこでも救われて、また一個始まった。帰り際、友人の子供に投げキッスしたら即座に返ってきて安心した。(友人は子が投げキッスしたことに驚いていた)高級コンビーフ。わたしは好きな人にすぐ投げキッスする。どうしてわたし助かってるんだろう。わかってるけど、わからない。奈落の底に落ちていっていたのに、掬い上げられて一命をとりとめた。助かる気がなかったことがよかったのかもしれない。全ては想像の範囲外で起きている、自分が把握できるものなんてなにもなく、なにもないことがこんなにも歓ばしい。わたしが意識することは実はなにもなく、感情的になることもなかった。