人には断罪の願望があると書いたけど、許諾の願望も強くあるのかもなぁ、とぼんやり思った。あ〜〜あさましいな〜〜。許してあげます、って口に出すだけで心落ち着く人も多いんじゃない？試しにやってみてよ。さん、はい！！！
まあわたしは言わないけどね。そんなこわい言葉使えないよ。
今日また別の友人に、どうしたらそんな風に綺麗な声が出せるの？と聞かれてとっさには答えられなかった。これに関してはさっき気づいたことがあって、口にしたら自分の内面が荒れるような言葉を無意識に、完全に避けてるな。かなり言葉を選んで話してる。あと職業的に1人の人に向かって話すのが仕事の半分を占めてるから、他人にストレスを与えないような話し方や声の出し方を心がけてはいて、もっと高度な話になるけど、あえて良性のストレスを与える声に変えたりするときもある。
みんなこういうことやらないの？無意識にやってると思うんだけどな。
でもわたしは他人の言い間違いとか言葉の使い方がおかしいこととかを見過ごせない嫌な人間で、たまにそれで人にキレられる。この間その人の言ってることがよくわからなくて困って、それって〇〇ですか？的に聞き返したら、そんなことどーだっていいんだよ！！！あんったと話してるとほんっとにイライラする！！！って突然知り合いの女性に怒鳴られてびっくりした。まじごめんなさい、イライラさせてごめんなさいって思った。その時のその人の顔がこわすぎて思い出すだけでも心臓変になる。ほんとイライラするってことはわたしと話すとわりといつもイラつくってことだろうから、申し訳ないしそれなら話さなくていいのにな……と思ってしまう。 この人とは根本的に違いすぎてまじでなに言ってんのかわかんない時が多々あるので聞き返せないとなると困る。
話がずれてしまった。言葉の話だ。
わたしは言葉をわりと選んで話す。どうでもいい奴には適当にしか話さないけど、それでも使うべきでない言葉は使わない。
なんで言葉を選んで話すかというと、コミュニケーションの責任は全て話す側にあると思うから。相手がわたしの言葉を勘違いして捉えて理解していたとき、全責任はわたしにある。正確に伝わらなかったのは、相手にとって適切な言葉選びをしなかったわたしのせいだから。相手は一切悪くない。(これは別に逆転はしないところがわたしの愛すべきところだと思う。自分が理解できないのは相手の伝え方が悪いからとは思わないってことね。相性の問題か、わたしに理解力が足りないんだなと思うのみ。)
冒頭に戻るけど、断罪と許諾に関する言葉は極力使わないに限ると思う。書きたくもないから例は挙げないけど。それらの言葉を常用していると、どんどん自分で自分を高位に押し上げてしまうからわたしはほとんど使わない。軽口的な使い方はしても常用はしない。自分を偉いと思い違いをしてしまうことは全て避けたい。自分を偉いと思ってる人間と話したいか？
正しい言葉を使うことが大切だよ、だって言葉の言い間違いから認知症が始まると言われているくらいだから。わたしも気をつけよう。あと人の言い間違いは指摘しないようにも気をつけよう。人が認知症になったって別に問題ないもんね。やぶへびやぶへび。
追記。
話すことと声は繋がってる。見た目と声もよく見てよく聞いたら繋がってる。いい姿をした人はいい声をしている。見た目のことを考えたときに、大体の人は顔や上半身の方をメインに考えると思うけど、見た目が美しいというのは造形部分の要素ももちろんあるけど、全身が綺麗に動いていて不穏さがまるでないことを言う。上半身限定でいうと首と顔のつながりは美しさを左右するよね。
