アタリしか引かない。

※全てフィクションです。エロと精神とらぶ。

Sランクの秘密、そして伏線回収

ここにも書かない、秘密のことが無数にある。

思い出になっていないことは書こうと思ってもうまくいかない。

書いたとて、信じてもらえないことも多いと思う。

 

(髪を洗っても火の匂いがとれない。

男の素肌からも同じ匂いがする。

過激な芳しさだと感じる。) 

 

わたしが恋愛の話をしなくなったからか、友人がしつこく聞いてきた。

だから、今本当に好きな人がいて、出会って何年も経つ人だよ、実はね、とだけ教えたら、

「秘密の男なのね!」と目を輝かせた。

(なんであなたが嬉しそうなの?いいやつ。)

言われて気づいた。秘密にしてたんだな。

十年来の友人にすら話してなかった。

なぜか話す気になれないことってあるでしょう。

誰も踏みにじらないとはわかっていても、侵害されたくない領域が。

人間にはいつだって秘密が必要なんじゃないか?

その秘密がアタリかハズレかは知らないが。

でも、いままで散々ハズレを引いたわたしはもうアタリしか引かないので。

 

追記1

あの人も全てを秘密にするつもりなのか?

追記2020.3.17

最近の恋の行方はどうなってるのかとまた聞かれて、何も言わずにその人のことを考えていたら、目がキラキラしてる!とよろこばれて、満足された。