アタリしか引かない。

※全てフィクションです。エロと精神とらぶ。

遠方の恋人

一度遠距離恋愛というものをしてみたかった、男の人としたことがないのはそれくらいだから。でももう他の人とどうこうなるつもりが一切なくなってしまったからそれも叶わぬ夢だな〜と思っていたところにこの状況で、予期せず叶ってしまった。会えないのは悲しいけど。(願ったことが必ず実現する、というより、実現することしか考えないのかもしれない。)

あの人とは電話をするという習慣を作らなかった。今7年経ったけど、電話で喋ったのはたったの二回だけ。デート自体は数え切れないくらいしているのに。それに比べて極端に少ないね。

長電話する男とはいつも続かない。おしゃべりな男の人苦手。毎晩のように電話を要求してきた人もいて、今思えばあれは苦痛だった。そんな縛り方あるか。おしゃべりだなあっていつも言われたし自分でもそう思うけど、あんたが話さないからだろっていつも思っていた。それを逆手にとって、あなたに退屈だって思われたくなくて必死なんだよとかなんとか言って口説いてたけど、意味なかったな、愛はあったけど。なんで女のわたしが必死になって男を口説いているのかわけがわからないけど、まあ男女はこの際関係ないか。口説いたもん勝ちみたいなところがある。結局わたしが必死こいてがんばったからわたしはその男のことを嫌いにならずに別れられたし、別れたあとに思い出したくない人にはならなかった。あの人たちがいたから今生きてるんだなと感じられる。あれを真っ当に恋愛とは呼べないけど、やれること全部やったもん。

今日はフレンチトーストを作った。いつもスーパーカップのバニラ味と卵で作るけど、今回は正統にミルクにお砂糖に卵でやった。一晩真面目に液に漬け込んだから美味しくできた。よかった。平和。

追記。

そういえば昨日友人と3人で深夜のオンラインお茶会したの!zoomを使った。タイムラグゼロで画質良くてみんなが同時に話しても大丈夫でいい時代だな〜と嬉しくなった。こんな状況じゃなかったらやらなかったもんね。

20200430追記

エセ遠恋はとうに終わりを迎えました。ちょっとめそめそしてたら終わりました。気兼ねなく会えるようにってうちの近くに部屋を借りてくれた。夢のように幸せだけど早くかわいいワンピース着ていつもみたいにデートしたい。