アタリしか引かない。

※全てフィクションです。エロと精神とらぶ。

正しい不倫の断り方

正しくは「悪人ではないが既婚者なのにうっかりわたしに恋しちゃった人を正気に戻すやり方」。(テキストでのやり取りでも直接でも使えるはず。)(このやり方は希望を残すというか、完全に縁を切りたくない、まだ繋いでおきたい場合の対処法だよ。)

 

まずデートの打診や告白、そのものずばり不倫に誘われたときは軽くジャブを打つ。

「わたしと会っても意味ないですよ」

「わたしと会っても何の役にも立たないですよ」

これを半笑いで、かつ、つとめて明るく言う。にこにこしながら打つ。

 

そうやって言えば彼らは必ず、

「そんなことない!」「俺のこと興味ないかな?」「相手にしたくない感じ?」「君のことをもっと知りたいんだ!」「嫁とはうまくいってなくて…」

などと返してくる。実にくだらない。

 

そんなアホなことを言われたら、下に挙げることをアレンジしてぶつける。

「そういうことではない」

「あなたのことは人として尊敬している、あなたの仕事がうまくいっていてわたしは嬉しい」

「ただあなたには家庭がある」

「トラブルになったらご家族に申し訳ないし、トラブルは絶対に避けたいし、不本意である」

「揉める可能性が一ミリでもあるなら二人きりでは絶対に会いたくない」

(本音はお前には一銭も一秒も費やしたくないだとしても穏やかに話す。)

 

もともと真面目でまともで恋情に目隠しされてるだけの男性だったら自分を恥じる。

これを冷静にぶつけても食い下がってくるやつはまともじゃないから縁を切る。

もったいないけど殺るしかない。

 

追記。

こんなふうに茶化してるけどそれはそうするしかないくらい本来はショックなことだから。不貞行為に誘われるなんてまじで死にたいよ。応じると思われてるのが悲しい。

追記2。

一応報告しとこうと思って話したら、ちゃんと断って偉かったね、と何度か言われた。予想外だった。彼が何度も繰り返すことには意味がある。そのあとものすごくいいことがあった。教えないけどね。