前知識なしで映画を観に行く人が多いようで驚いた。君の名は。みたいな話だと思った人がたくさんいたのかな。
元が岩井俊二なのでその時点で色々察することができると思うよ。予告を見ても君の名は。のような印象はあまり受けなかったし。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告2 - YouTube
ララランドの時もそうだったんだけど、素晴らしい予告で客を釣って、肝心な中身も鑑賞に耐えうる出来で内容について話が弾むものだったら酷評ばかり、ってことにはならないはずなんだよ。
この現象を打ち上げ花火〜に当てはめるときっと内容もしょぼいんだろうな。
と、ここまで書いて、誰がこれを作っているのかちゃんと調べてみたら製作陣がぐちゃぐちゃで笑った。
原作・岩井俊二
脚本・大根仁
プロデューサー・川村元気(君の名は。を連想させる戦犯この人)(わたしはこの人が関わってる作品が苦手)
これだけ見ればどんな映画になるかはなんとなく察しがつく。この3人は混ぜたら危険。(もしかしたら素晴らしい化学反応が起こる可能性もゼロではないだろうけど。)
岩井俊二と大根仁の描く女像って真逆。この2人は対角線上にいる。2人に共通していることは、女が大好きでそれを拗らせているということだけだと思う。
岩井俊二は女を神聖に描きすぎ。大根仁は女を悪魔的に描きすぎ。これだけ見てもねじれているし、相入れなるはずがないよ。
これを踏まえて観るととっても面白いと思うから、近いうち観に行く。